ありがとうのページ (平成26年度 2014年4月〜2015年3月)
3/21(祝)〜22(日) 源流学の森に泊まろう
 源流学の森にみんなで協力して作った手づくりの山小屋「源流のやど」、ここにみんなで泊まりました。内容は小屋に行って水道を引いたり、ご飯作ったり、マキ割ってドラム缶風呂沸かしたり、囲炉裏に火を入れたり、ほだ木にできたシイタケを食べる分だけ収穫したりするだけなのですが、なぜか楽しいちょっと昔の生活です。源流学の森の道直しなど森づくりの作業もがんばりました。
3月 桃の節句
 森と水の源流館の正面玄関や受付、天明の家などは季節ごとに飾り付けしています。時々うっかりと忘れて時期がずれていることもありますが…。3〜4月は正面玄関に雛人形を飾りましたす。ちなみに、旧暦に合わせています。
1/31(土) 源流のつどい「御船の滝氷瀑ツアー」
 一晩で積もった雪。真っ白な雪景色の中を、井光の自然観察や古事記伝承地など歴史的な話しをしながら、目的地の御船の滝へ歩いていきました。滝壺と滝の周りが少し凍っていましたが、滝は季節外れの雨や暖かさが続いた影響からか、水量が多く凍っていませんでした。
12/15(月)〜25(木) クリスマスイルミネーション
 シンボルツリーのブナの木を期間限定でライトアップしています。15:00〜21:00、休館日を除く。せっかくなのでブナの木をじっくり観察してみましょう。ブナは落葉樹ですが、新芽の季節まで枯れた葉っぱが残ることが多いのです。
12/5(金) 源流学の森づくり(ボランティア)
 寒波の影響で雪が舞う中の作業、予定では月に現場で慣らしたミズナラの苗の植えつけるはずが…。シカの食害から守るため、ネット内で保護していたミズナラの苗がすべて消失していました。ネットはあちこちを刃物のようなもので切り裂かれた跡も…。
11/30(日) 水源地の森ツアー
 秋晴れのぽかぽか陽気、水気温12.9℃、水温10.6℃、多くの木が葉っぱを落とし、夏に比べて明るい雰囲気の森でした。今日は「ひっつきむしの図鑑」の著者で、キノコが専門の丸山健一郎さんをゲスト講師に、落ち葉のおはなしや、落ち葉クラフト(落ち葉の怪獣)について教えてもらいました。
11/11(火)〜1/11(日) 企画展「冬虫夏草のアート展」
 高取町在住のキノコ研究家で作家の中谷佳詩子さんの押茸(押しキノコ)を中心に自然の草、木の皮などを使って描いた芸術作品を展示しています。中谷さんは冬虫夏草(とうちゅうかそう)と呼ばれる、虫に生えるキノコの専門家でもあります。作品の中には、どこかに必ず冬虫夏草が入っているのがポイントです。今回の目玉は、キノコで作った四神の作品。特に、藤原京や平城京など都から見て、川上村の方向(南)を現す「朱雀」は初の公開です。
9/21(日) 吉野川紀の川しらべ隊「吉野山の生物をしらべよう」
 虫の先生と植物の先生と一緒に自然観察。参加者の子供達にカマキリが大人気で次々と虫かごの中に捕まえられていました。途中から「逃げて!」とカマキリに同情するくらい。でも、帰る前に放してあげていました。
夏休み いつでも体験・がんばれ宿題 〜かわかみ遊水フェスタ〜
 川上村では各施設・団体が協力して源流の夏休みを体験するイベントを開催しました。森と水の源流館でも宿題や自由研究にぴったりのものからちょっとした思い出づくりまで色々なプログラムにたくさんの方にご参加いただきました。
8/23(土) 吉野川紀の川しらべ隊「森の野草をしらべよう」
 講師に講師の川端一弘さんと佐藤桂子さんを招き、蜻蛉の滝周辺で植物を調べました。お昼から、すごい雨が降ってきてキャンセルも相次ぎましたが、それでも参加してくださったみなさんと一緒に観察。先週の「里」との共通種やもうちょっと上流で見られる川上村らしい植物など、生育環境の違いも学習できました。
8/16(土) 吉野川紀の川しらべ隊「里の野草をしらべよう」
 講師に尾上聖子さんを招き、七曲りの坂でのんびりと植物を観察しました。参加者が少なめでしたので、いつもより詳しく解説。しかし、突然の雨に遭ってしまって…、東屋で色々な植物のお話を聞いたり、実際に押し葉標本を作ったりして、お勉強しました。
8/2(土) 吉野川紀の川しらべ隊「水生生物をしらべよう」
共催:奈良新聞社 AQUA SOCIAL FES!! Presents 〜吉野川環境保全プログラム きれいな吉野川を未来に残そう〜 第2回
 講師の谷幸三先生曰く、小雨!のコンディションでしたが、いつもどおりに音無川で、水生生物を採集・観察と、楽しくためになるお話で川の環境について学習しました。
結果 <午前> <午後>
河川名 (調査地点) 音無川 (蜻蛉の滝下)
調査地点のまわり 渓谷
川岸の状態 右岸:護岸/左岸:スギ林
川幅 4m
調査場所 平瀬と淵
流れの速さ 緩やか
水深 10〜30cm
濁り
臭い
ゴミ
時刻 10:15〜10:45 13:45〜14:10
天候 小雨 小雨
水温/気温 26℃/21.3℃ (10:20時点) 24℃/21.5℃ (13:45時点)
きれいな水にすむ生き物 13種
カジカガエル幼生(多)・クロタニガワカゲロウ(2)・ヤマトフタツメカワゲラ(1)・カワヨシノボリ卵(多)・ユミモンヒラタカゲロウ(1)・ナベブタムシ(1)・ミヤマタニガワカゲロウ(1)・モンキマメゲンゴロウ(1)・フタスジモンカゲロウ(1)・ヒゲナガカワトビケラ(1)・タカハヤ(多)・ニンギョウトビケラ(1)・コカツツトビケラ(1)
17種
カジカガエル(多)・カジカガエル幼生(多)・クロタニガワカゲロウ(3)・ヤマトフタツメカワゲラ(1)・カワヨシノボリ(多)・ユミモンヒラタカゲロウ(1)・ナベブタムシ(1)・ミヤマタニガワカゲロウ(2)・モンキマメゲンゴロウ(3)・エルモンヒラタカゲロウ(2)・フタバコカゲロウ(2)・フタスジモンカゲロウ(1)・オオアメンボ(1)・ヒゲナガカワトビケラ(5)・アブラハヤ(多)・ニンギョウトビケラ(2)・コカツツトビケラ(2)・サワガニ(1)・アユ(1)
ややきれいな水にすむ生き物 5種
アカハライモリ(2)・カワムツ(多)・ハグロトンボ(1)・ダビドサナエ(1)・カワニナ(1)
5種
アカハライモリ(3)・カワムツ(多)・ハグロトンボ(1)・ダビドサナエ(1)・カワニナ(3)
汚れた水にすむ生き物 0種 1種
ガガンボ幼虫(1)
とても汚れた水にすむ生き物 0種 0種
目につく生き物 サクラ・イロハモミジ・ムクゲ・マタタビ・ノリウツギ・アブラゼミ・カラスアゲハ・ヒグラシ・ナナフシムシ
7/13(日) 水源地の森ツアー
 心配された天気でしたが、雨も降らず、最後にはご褒美のような晴れ間も。残念ながら増水により予定していたコースをすべて巡ることはできませんでしたが、その分、水源地の森の普段いかないコースをじっくりと楽しんだり、吉野林業についても深く知ったりすることができました。私たちは自然の恵みで生きているので天候に文句は言えません。与えられた気象条件の中で最大に楽しむこともまた自然なことだと感謝したいと思います。
6/28(土) 源流のつどい「源流のほたるの夕べ」
 ほたるの夕べと言いつつ、ホタルよりもその前までがとっても楽しい行事です。川上村で最大級のスギを見たり、千本づきをして搗きたてのお餅を食べたり、アマゴを捕まえて塩焼きして食べたり、イタドリやワラビなど山菜をはじめとした川上村の郷土料理を食べたり、あれ?食べてばかり???この日は雨が降ったりやんだりのあまり良いコンディションではありませんでしたが、それでも、日没後、ポツポツとホタルが登場。
6/8(日) 源流学の森づくり(ボランティア)
 「源流学の森」は「吉野川源流‐水源地の森」のとなりにある、パルプ材の開発で伐採されてしまった原生林の跡地です。土砂の流出が続いていて、三之公川の河原は大変なことになっています。早く元気な水源涵養機能の高い森に戻れということで、いろいろ活動しています。この日の作業は、採集したドングリから育てたミズナラの苗を植え替えたり、ノコギリの目立てをしたり。
5/6(祝) 吉野川紀の川しらべ隊「身近なコケをしらべよう」
 森と水の源流館の周りでみられる身近なコケを観察しました。ここは、新しい造成地なのでどんなコケが侵入したのかを確かめるいい機会になりました。
5月 端午の節句
 4月5日(土)〜6月5日(木)森と水の源流館駐車場と正面玄関にそれぞれ端午の節句飾りを展示しています。午年ということで、雄々しい武者と駿馬と、おまけに大っきなちまきもあります。
4/20(日) 源流学の森づくり見学会
 前日とはうって変わった雨模様の森はしっとり濡れて格別に綺麗でした。吉野川源流に人が斧を入れていない天然林「吉野川源流-水源地の森」の川沿いに残る極相林、原生林をパルプ材開発のために伐採した跡地に残る崩壊斜面や二次林(源流学の森)、吉野杉500余年の技を今に伝える約300年生の人工林とさまざまな森を見ながら日本の森、世界の森の問題について考えました。
4/19(土) 水源地の森ツアー
 快晴の「吉野川源流−水源地の森」は百花繚乱、目立つお花から目立たないお花まで春咲く多くのお花を満喫しました。気持ちよく原生林の河原でお弁当を食べ、巨木とたわむれ、のんびりと一日過ごしました。
4/12(土) 源流のつどい「山の桜を愛でる」
 一目千本で有名な吉野山、その最高峰青根ヶ峰を下った先、川上村のあきつの小野には万葉集にも詠まれた蜻蛉の滝があります。周辺は小さな公園で、ヤマザクラやソメイヨシノ、イトザクラ(シダレザクラ)、ヤエザクラなどが植えられ、順々に桜の花が咲きます。まずは桜と自然を愛でつつじっくり自然観察、川上村の山の幸をぱくぱく館(川上村高原)の特製お花見弁当で味わって、草餅をついて食べて、最後に杉の湯でおおたき龍神湖畔に咲く桜を眺めながら露天風呂を楽しみました。