白屋地区自然生態調査査
「未来への風景づくり」にむけて
 森と水の源流館では、2015年から白屋地区の生き物の調査をはじめました。古くは「源義経の伝説」に登場する白屋は、歴史ある集落でした。白屋の歴史の中で、美しい景観を作ってきたのはそこにくらしてきた人々と生き物たちです。
 大滝ダム建設に伴う地すべりのため全戸移転を余儀なくされた白屋集落では、現在、多くのみなさまのご協力により「未来への風景づくり」が進められています。これまで暮らしてきた住民と一緒に美しい景観を作ってきていたもう一方の主役、白屋の生き物たちともなかよく「未来への風景づくり」ができればと思います。そのために、どんな生き物がくらしているのかを知らなければなりません。私たちは、白屋地区の生き物調査を実施し、結果をみなさまにお届けしたいと思います。できるだけわかりやすくお届けするために、ムズカシイ報告書とは別に、概要をかわら版にまとめて発行することにしました。
 白屋での生き物調査の結果もふまえながら、未来の白屋の風景を、いっしょに楽しめるといいなと願っています。
白屋の生き物かわら版(白屋地区自然生態調査速報)
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