ありがとうのページ (平成24年度 2012年4月〜2013年3月)
3月 山雛
 吉野杉・桧の丸太のクリスマスツリーが雛人形に変わりました。檜皮の着物をまとったすまし顔のお雛様とお内裏様です。
1/27(日) 源流のつどい「御船の滝氷瀑ツアー」
 18日70%、21日50%、25日5%、この数字に反比例して職員の心臓やら胃やらが痛いという…。皆でどきどきわくわくしながら歩きました。途中、雪を踏む「むぎゅ」っという音がちょっと楽しいです。さて、滝の様子は、前々日からの寒波を受けて、見事に凍った御船の滝を見ることができました。いい感じの写真もたくさん撮れました。さて、帰って団子汁で温まろう。
1月 門杉
 階段前に今年もどどーんと「門杉」を飾りました。もちろん、松ではなく川上村産の吉野杉が中心です。館内に展示している「天明の家」にお鏡餅も飾りました。2012年は開館10周年を迎え、懐かしいお顔を拝見できたり、また初めてのお顔に出会えたり、皆様のおかげで素敵な一年になりました。2013年も引き続きよろしくお願いいたします。
12月 間伐材のパワーを集めた「ピラミッド・ツリー」
 川上村産のスギ・ヒノキの丸太をふんだんに使ったクリスマスツリーをライトアップ。しかし、実は土台のピラミッドがメインです。国産の間伐材を利用することは、森を手入れわれた良い状態するため、外国の不法伐採を減らすためなどに役立ちます。
9/29(土)〜12/9(日) 企画展「押茸冬虫夏草(おうじんとうちゅうかそう)
 押茸とはキノコの押し葉のことです。冬虫夏草研究家で、押茸アート作品の作家でもある中谷佳誌子さんによる押し葉や押しキノコをつかったアート作品に目が釘づけです。
11/12(月)・12/9(日) 源流学の森づくり
 目指すはシイタケの原木の森づくりですが、拠点となる山小屋やその周辺の修理も必要不可欠な仕事です。修理に使う木を伐ったり、いつもお参りしている山の神の鳥居を塗り直したり、冬に備えて薪割りをしたり、すべき事はたくさんあります。
11/3(祝) 水源地の森ツアー
 2つの台風の影響で今年もまた水源地の森の様子ががらりと変わっていました。アマゴが好きそうな淵が減っていたので心配です。自然災害の怖さも、それを乗り越えた森の強さも、どちらもすごくて驚かされました。
学校・企業・団体の体験学習など
 たくさんの児童・学生たちと一緒に森や水のことを勉強したり、実際に体験したりしました。また、企業や団体の方々と環境貢献活動・学習として水源地の森へ行ったり、森づくりにも取り組みました。
9/9(日) 吉野川紀の川源流まつり・ふれあいデー
 吉野川紀の川流域の市町村から特産品と、森と水の源流館の取り組みにご賛同いただいているたくさんの人々から思いとが届けられました。ご参加いただいた方も、ご出展いただいた方も、皆様とお会いできて、とてもたくさんの元気をいただきました。また、吉野川源流−水源地の森を守る森守募金にもご協力いただきありがとうございました。
9月 仲秋の名月
 秋の夜長に何をしましょう?この機会に月見の由来や地域の風習について調べてみるのもいいかもしれません。ちなみに、川上村では「名月たばらして」と子供たちが供物のお下がりをもらいに行ったそうです。
7月 源流の七夕まつり
 天の川は晴れて見えるほうがいいですが、源流には恵みの雨も必要です。でも、やっぱり7月7日は晴れるといいな。皆様の短冊は後日、山の神様に奉納させていただきます。
6/30(木) 源流のつどい「源流のほたるの夕べ」
 昼間では曇りで湿度も高くてほたる日和と思っていたのですが、残念ながら雨が降ってきてしまいました。烏川神社のスギの巨樹を見たり、千本づきでお餅つきをしたり、アマゴつかみをしたり、山菜料理を食べたり、ゲームをしたり、そしてかんじんのホタルは…3匹?土砂降りにもかかわらず見られたので良しとする?
5/13(日)・31(木) 源流学の森づくり
 シイタケの原木の森づくりに挑戦!実は、すでに源流学の森の小屋では樫や椣の木でシイタケを育てています。一般的に最も適していると言われている楢の木も試したいのですが、残念ながら小屋の周辺には見当たりません。6月と9月に頑張って山登りをしてミズナラかコナラのドングリを集める予定です。弱っているもの、日当たりの悪いもの、周りの詰んでいるものなどは伐って、よく育っているもの、原木や炭に使えるものなどは残して、苗を植えるための場所を整えました。時々作業に夢中すぎて伐りすぎることも…。どんな森になるか、すぐにはわかるものではありませんが、ずっと先にはいい森になることを祈ってみんなで頑張ります。
4/29(祝) 開館10周年・誕生日の宴
 開館から10年、森と水の源流館へご来館いただいた皆様、またそれ以前から水源地の村へ「おもい」を抱いていただいた皆様、村民の皆様、役場・関係各機関、流域の皆様、いつも多くの方々に応援いただき、この日を迎えることができました。ありがとうございます。10年前の開会式ははフジ蔓のテープカットだったので、今回は吉野杉の樽での鏡開きにしてみました。なかなか割れませんでしたが…。千本づき、山菜天ぷら、思い出かるた大会、ごくまきなど、お楽しみいただけたでしょうか?またこの日をはじまりに、存在する意味のある森と水の源流館でありたいと思います。お忙しい中、ご来場いただいた皆様、お手伝いいただいた皆様、またメッセージをお寄せいただいた皆様、誠にありがとうございました。
4月 五月人形「三之公侍」
 雛人形を飾る際に川上村のスギとヒノキの間伐材を使って建てた土台をそのままに、今度は豪華絢爛な五月人形に入れ替えました。4月初旬、雪のちらつく日もありますが、こちらは初夏の気配です。